理事長の挨拶

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40 私たち、NPO法人とむての森は、公益財団法人さわやか福祉財団の理念に共感し、「障がいがあっても、年を 重ねても愛する地域で最後まで暮らしたい」という1人の思いを叶えられるまちを実現することを1つの目標に 据えて活動している市民による草の根の助け合いの団体です。
それと同時に、福祉をまちづくりにおける1つの重要な手段として位置づけ直すことを目標に、「障がいのあ る方や年齢を重ねられた方々が活躍できる地域は誰にとっても活躍しやすい地域である」ということをできる限 財産目録 りわかりやすく市民の皆さまに伝える活動も進めています。

㈱代表理事の想い¥㈱記事001

福祉サービスの提供方法そのものも見直しをしたいと考えており、「障がいのある方が、地域の一員として認 識されないサービスの提供は間違っている」との視点に立ち、できる限り地域の活動への参画を保護者の皆さ んの理解を得る努力をしながら進めたいと考えております。
さらに、角度を変えてみれば「若い世代を中心に地域の雇用の受け皿」としての機能をいつの間にか担うこと になっていることから、若い人材のさらなる成長と、新たな担い手育成のために「新事業検討チーム」を法人内 部に複数設置し、トップダウンだけではなくボトムアップ型の組織運営確立を目指しながら、現在も事業もスタ ッフも成長過程にある法人です。
まだまだサービスの質の向上の観点から考えると課題もありますので、支援の実践と考察について報告する 機会を設け、地域に支援の状況を公開する取り組みを進めながら、スタッフのスキルアップの機会として取り組 みたいと考えております。
福祉をまちづくりの1つの重要な要素・手段として捉え直していくためには、私たち福祉の事業で働く者が「富 の再分配」の機能を建設業界に代わって担っているという事実を正しく認識する必要がある時代になりました。 北海道では医療や福祉の分野で働く労働者は、小売業・流通業に従事されている方についで多く第2位であ り、福祉業界で働く方々が自信と誇りをもって活躍することは地域経済全体にとって好循環をもたらすことにも繋がります。
私たちは、労働環境の更なる改善を目指して様々な努力を重ねながら、関係行政機関にも積極的に働きかけるなど、NPO法人が本来目指すべき「システムチェンジによる社会の課題解決」への挑戦を日々粘り強く続けていきたいと考えています。
また、働く皆さんの地位向上を労働者と使用者が一体となって進める形も進めていきたいと考えていることも 付け加えておきます。
是非、当法人にいつでも見学にいらっしゃってください。サービスの利用を考えていらっしゃる方、働きたい方 含めてどなたでも歓迎いたします。 どうぞこれからも、私たちとむての森の挑戦にご期待ください!

特定非営利活動法人とむての森 代表理事 平賀 貴幸

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